Ars Electronica Festival 2025

大変光栄なことに、世界最高峰のメディアアートの祭典「Ars Electronica Festival」(オーストリア・リンツ市)にて、修了制作『ディストピア・ランド』を展示いたします。
本作は、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]アーティスト・フェローとしての活動成果でもあり、
東京都&CCBTとアルス・エレクトロニカの国際連携プログラムの一環として招聘いただきました。
我々が参加するのはフェスティバルのメイン展示にあたる、「Theme Exhibition」になります。
今年のフェスティバルテーマである「PANIC yes/no」との親和性もあるためか、既に公式広報で色々とフィーチャーいただき大変ありがたいです。
[Exhibition Announcement]
I’m thrilled to announce that Dystopia Land will be exhibited at the Ars Electronica Festival, one of the world’s leading festivals for media art.
Originally created as my graduation project and also the result of my 2024 CCBT Artist Fellowship, this work has been selected to be part of the Theme Exhibition, the festival’s main program.
It will be showcased in Austria as part of a collaborative initiative between Tokyo Metropolitan Government / CCBT and Ars Electronica.
ーーーーーーーーー
[事業概要]
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]は、2024年度CCBTアーティスト・フェローとして活動した市原えつこが、その活動を通じて構築した新たな未来像をあらわす作品「ディストピア・ランド」を、「アルスエレクトロニカ・フェスティバル(Ars Electronica Festival)」のテーマ展示に出展します。
「アルスエレクトロニカ・フェスティバル(Ars Electronica Festival)」は、オーストリア・リンツ市を拠点に活動する文化機関「アルスエレクトロニカ(Ars Electronica)」が毎年開催する世界最大規模のメディア・アートの祭典で、世界中から高い注目を集めています。
「ディストピア・ランド」は、「最悪な時代に、人はどのようにしぶとく生きられるのか?」という問いを起点に、災厄や不安が渦巻く社会において、人々がいかにフィクションやユーモアを手がかりに前向きな未来像を描けるかを探求するプロジェクトです。展示ではディストピア化したパラレルワールドの日本を描いた没入型インスタレーションを展開。さらに、会期中には展示空間の中で、アーティスト本人と一緒に体験することができる小規模な儀礼的プログラムを実施します。ささやかな儀式を通じて、実際にディストピア的になりつつある現実世界や、未来の社会を強く生き延びるためのヒントを世界中の観客と共創することを目指します。
[本事業について]
CCBTは、事業協力の連携協定(2025年4月~2026年3月)を結んでいるオーストリア(リンツ市)の文化機関「アルスエレクトロニカ(Ars Electronica)」が毎年実施しているフェスティバルへ、CCBTのコアプログラム「アート・インキュベーション」の成果を出展しています。
本事業は、「Co-Creative Transformation of Tokyo~クリエイティブ×テクノロジーで東京をより良い都市に変える~」を掲げるCCBTの取組を世界に紹介し、認知拡大を図るとともに、クリエイティブ・トランスフォーメーションのインスピレーションやシナジーとなる国際的なネットワークを広げ、今後の事業展開に生かしていくことを目的としています。
ーーーーーーーーー
改めて、本作品の実現・出展にあたりご尽力いただいた皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
その節は、素晴らしいお仕事を本当にありがとうございました!
ディストピア・ランド(アルス・エレクトロニカ2025ver)
企画・制作:市原えつこ
撮影・映像生成・編集:坂本麻人、田中和也
ヤギ神特殊造形:株式会社メイクアップディメンションズ
民謡歌唱:音弥
モーション開発:渡部知香
空気ビニール人形製作:ワヨー株式会社
鉄フレーム・什器制作:YANG SEHWAN
設営施工・照明:上條信志
ぬいぐるみ用インタラクション開発:中村耕士
グラフィックデザイン:畑ユリエ
取材協力:三島雄太、福島真人、原田裕規
編集協力:原田優輝
指導教員:小沢剛、西尾美也、山城知佳子(東京藝術大学)
メンター:清水知子 、田中みゆき
翻訳:ウィリアム・アンドリューズ
スチル撮影:川島彩水
記録動画:丸尾隆一
コーディネーター: 鹿又亘平
プロジェクトマネジメント:山室あまね(CCBT)、佐藤健太郎(CCBT)、渡部里奈(CCBT)
記録撮影:乙戸将司(CCBT)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA