2025大阪・関西万博 日本館基本構想の策定に参加

2025年の大阪・関西万博、ホスト国である日本館のテーマが「いのちと、いのちの、あいだに」に決定。市原も基本構想クリエイターのひとりとして尊敬する皆様とともに参画させて頂いておりました。
自己と他者、生物と非生物、生と死、人間と他の生命……さまざまな対立項の狭間にある曖昧なあわいのようなものが「あいだ」という言葉に象徴されており、非常にアニミスティックで日本的なテーマだと感じています。
2020年は長らく本プロジェクトに参加させていただいていたのですが、子どもたちに少しでも明るい未来とギフトを残せるよう、心から尊敬・信頼するクリエイター・関係者の皆様と脳に汗をかき、魂を込めながらたくさんの議論を重ね、ゼロからひとつのコンセプトを生み出せたことは本当に得難い経験でした。
忖度のない本気の議論を毎回一緒に繰り広げてくださったクリエイターの皆様、さまざまな難所を解決しながらゴールまで導いてくださった経産省や事務局の皆様、ほか多くの感謝すべき方々がいた本プロジェクト、基本構想書の発表という形で無事に結実したことが本当に嬉しく、関われたこと光栄です。
これからこの基本構想を軸に、2025に向けて具体的に日本館の展示計画・建築計画などがなされる模様。楽しみにしていただけると、そして日本館に様々な側面で関わってくださる方(=関係人口)の輪が広がり、多くの人の創造性・可能性が花開く場になっていくとこの上なく嬉しいです。
————————————–
経産省リリース:大阪・関西万博日本館の基本構想を策定しました
検討メンバー 一覧(五十音順)
市原 えつこ 氏 メディアアーティスト
指出 一正 氏  株式会社sotokoto online 代表取締役/ソトコト編集長
佐藤 オオキ 氏 デザインオフィスnendo代表/デザイナー
塩瀬 隆之 氏  京都大学総合博物館 准教授
太刀川 英輔 氏 NOSIGNER 代表/デザインストラテジスト/慶應義塾大学特別招聘准教授
田中 みゆき 氏 キュレーター/プロデューサー/東京都渋谷公園通りギャラリー学芸員
平賀 達也 氏  ランドスケープアーキテクト/株式会社ランドスケープ・プラス 代表取締役
平田 晃久 氏  京都大学教授/建築家/平田晃久建築設計事務所
南澤 孝太 氏  慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA