未来SUSHI – Future SUSHI

100年後までの「食」の未来とは(2022)  森美術館「六本木クロッシング2022」出展作品

「未来SUSHI」は100年後の社会までの未来の食をテーマに、妄想と科学的論拠をミックスさせて架空の回転寿司屋を生 み出したディストピア的な大型インスタレーション。パンデミック禍に作者が異常な熱量を注いで話題になった、エコノ ミー機内食を自作して擬似フライトを 楽しむ「自宅フライト」という活動をさらに発展・拡大させ、100年後の社会まで の「未来の機内食」の ありかたを妄想・調査・具現化した。 制作のなかでは科学者・研究者への丁寧な取材を同時に行い、妄想と科学的論拠の両軸をもとに構築し、 さらにそれを半 分フィクションを内包したドキュメンタリー映像化。 回転寿司屋の意匠を模倣し、寿司コンベアを未来のタイムラインに 見立て、日本特有の文化である食品サンプルで再現した「未来の機内食」をPepper大将が観客に提供。

未来SUSHI 寿司ネタ

2030年〜2110年頃までの未来のSUSHIを、回転寿司コンベアで回しながら展示。寿司ネタは約20種類。時代の流れを 凝縮した寿司コンベアには年代別にネタ=機内食コンテンツが流れ、たえまなく回転し続ける。

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